景徳鎮汝窯粉彩荷花蝶蓋碗

河南省特産の汝窑（ルヤオ）と景徳鎮粉彩の絵付けのコラボ蓋碗です。

河南地方では汝窑工芸という独自の技術があります。

景徳鎮の土とは違う土で作られているので、これまた味のある独特の風合いがあります。

使っていくうちに、日本語で氷裂文と呼ばれる开片（カイピエン）が見えるようになります。

蝉羽紋とも呼ばれ、ちょうど蝉の羽のような模様が浮き出てきます。こうやって茶器を育てる楽しみがあります。

絵付けは景徳鎮の作家さんによるものです。

汝窑工芸にはほとんど絵がありません。

なぜなら、その技術が昔からないからです。

瑞々しい色とりどりの絵付けの技術は景徳鎮の得意とするところです。

こちらは粉彩技術による荷花と蝶のデザインです。粉彩らしくソフトな色彩と可愛らしいデザインが目を引きます。

約470g

Φ約9.5cm×H約8.5cm(皿の高台から蓋のつまみまで)

作業の工程でできてしまう黒い点々が表面に見られる場合があります。

土の中に含まれる鉄粉によるものです。

中国茶器の特徴として捉えていただけると幸いです。

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